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太陽光発電を設置したときのリスク

自然災害の影響を受ける

太陽光発電のリスクの一つとして挙げられるのが、自然災害の影響を受けることです。太陽光発電に影響を与えやすい自然災害として台風・落雷・積雪などが挙げられます。それぞれどのような影響を与えるのでしょうか。

ご存知の通り、夏から秋にかけて日本列島へ台風がやってきます。主な影響は、猛烈な雨と風。強い風で吹き上げられた木の枝などが太陽光パネルを傷つけてしまう恐れがあります。また、業者の取付工事がいい加減だと、強い風で太陽光パネルが吹き飛ぶ恐れもあります。このようなケースは極めて稀ですが注意しなければなりません。

同じく、夏から秋にかけては雷も発生しやすくなります。大気の状態が不安定になるからです。雷が発電システムの近くに落ちると、太陽光発電システムの動作が停止する恐れがあります。発電が完全に停止すると、売電収入はなくなります。また、復旧工事などが必要になります。

冬に起こりやすい自然災害が積雪です。雪で太陽光パネルが覆われると発電量は低下します。雪が解ければ発電量は元に戻りますが、注意したい影響です。また、パネルを支える土台部分が劣化していると、積雪の重みに耐えられず倒壊してしまうケースもあるようです。

自然災害から以上の影響などを受ける恐れがあります。

樹木・雑草も発電効率を下げる原因

太陽光発電投資を行う方にとって、自然災害より身近なリスクが樹木や雑草が覆い茂ることです。意外と見落としがちなリスクなので注意しましょう。ちなみに、屋根の上に取り付けた太陽光発電システムは、雑草の影響を心配する必要はありません。

樹木や雑草が太陽光発電投資のリスクとなる理由は、覆いかぶさって太陽光発電パネルを隠してしまうことがあるからです。直接、覆いかぶさらなくても樹木や雑草の陰が太陽光発電パネルにかかることもあります。いずれかで影ができると、発電量は低下してしまいます。この状態を放置しておくと、想定した売電収入を得られないでしょう。

対策として有効なのが、樹木や雑草のお手入れです。お手入れは「除草」「抑草」「防草」に分けることができます。

除草に分類されるのが草刈と除草剤です。メリットはコストがかかりにくい点、デメリットは小まめに行わなければならない点です。また、除草剤は雑草以外の植物にも悪影響を与える恐れがあります。

抑草に分類されるのが、種子吹付と砂利舗装です。種子吹付とは、グランドカバー用の植物の種をまいて雑草の繁殖を抑える抑草のこと。いずれも、雑草の種の侵入を防ぎ繁殖を抑制します。種子吹付のデメリットは即効性を期待しづらいこと、砂利舗装のデメリットは時間がたつと土が混ざるので効果が低下しやすいことです。

防草に分類されるのが防草シートとコンクリート舗装です。防草シートは光を遮断することで光合成を邪魔して雑草の繁殖を防ぎます。いずれも、効果的な雑草対策ですが、敷地面積が広いと大きなコストが掛かります。気軽に行える対策とは言いづらいかもしれません(※安価な防草シートはこまめな取り換えが必要になることがあります)。

抑草・防草に取り組む場合、事前に除草を行っておく必要があります。敷地面積が広い方や遠方の土地で太陽光発電投資を行っている方などは、専門業者に依頼して樹木・雑草対策を行うとよいでしょう。

獣害も深刻なリスクを引き起こす

同じく、気を付けたいのが獣害です。自然豊かな土地に設置している太陽光発電システムはもちろん、都心部に設置している太陽光発電システムも影響を受ける恐れがあります。

代表的な獣害として挙げられるのが太陽光パネルに鳥の糞が落ちることです。基本的には、雨で洗い流されるので大した影響を与えませんが、稀に洗い流されずに残って大きな影響を与えることがあります。具体的には、ホットスポット現象を起こす恐れがあります。

ホットスポット現象とは、太陽光パネル内に大きな抵抗がかかり、その部分が熱を持ってしまう現象です。原因の一つとして挙げられるのが鳥の糞の付着です。パネルの一部が影になることでホットスポット現象が起きてしまいます。陰になる時間が短い場合は問題を起こしませんが、陰になる時間が長いとセルの破損や発火を招く恐れがあります。

実際に、セルの破損などを招くことは稀ですが、リスクとしては押さえておかなくてはなりません。ホットスポット現象は、バイパスダイオードを太陽電池に並列接続することなどで防げます。気になる方は、メーカーなどに確認するとよいでしょう。もちろん、自分でパネルを洗浄することも対策になりますが、誤ってパネルを傷つける恐れがあるので安易に行うことはオススメできません。洗浄方法をメーカーに確認してから行う、メンテナンス業者に依頼するなどの対策を講じましょう。

盗難やいたずらをされる可能性も

太陽光発電システムのリスクは自然によるものだけではありません。人間がリスクになることもあります。代表的なリスクとして挙げられるのが、盗難やいたずらです。屋根の上に設置する住宅用の太陽光発電は被害を受けづらいですが、人目が届きづらい場所に設置する投資用の太陽光発電は注意が必要です。

特に注意したいのがケーブルです。太陽光発電システムの中で最も盗難被害に遭いやすいとされています。ケーブルが盗難されやすい理由は、銅製で換金しやすいため、外しやすく運びやすいため、転売しても追跡しづらいためなどといわれています。太陽光パネルは換金・運搬しづらいため敬遠されることが多いようです。

盗難やいたずらが心配な方は、フェンス・防犯ライト・防犯カメラなどを設置してみてはいかがでしょうか。人目が届きづらい場所だと大きな効果は期待できませんが、盗難やいたずらの抑止にはなります。

初期不良で思うように稼働しない

以上のほかでは、初期不良にも注意が必要です。太陽光発電システムの製造、設置には人が関わるので、一定の確率で初期不良のリスクがともないます。

例えば、ケーブルの配線を誤り発電量が低下していることなどがあります。家電のように小まめに稼働状況をチェックするものではないので、しばらくはそのままになることが多いようです。期間が長くなると大きな損失につながります。

また、太陽光パネルの取付けがしっかり行われていないことや防水対策がしっかり行われていないことなどもあります。見逃していると大きなトラブルに発展することがあるので注意が必要です。

初期不良にすぐ気づいて対応できればよいですが、初期不良の内容によっては難しいことがあります。トラブルを避けたい方は、信頼できる施工業者などを選ぶとともに定期的なメンテナンスを行いましょう。信頼できる業者に施行を任せれば初期不良は起こりにくくなります。メンテナンスをしっかり行えば、初期不良があっても気づきやすくなります。太陽光発電を設置したい方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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